歩いてると、よくつまづくのは何故?
脚が上がらず、何気ない段差で
つまづいちゃう人は
以外と多いです。
この話、年配者ならまだしも
若い方でもいらっしゃいます。
その原因、何だと思います?と質問すると、
ほとんどの人は、こんな風に答えます。
脚の運動不足ですかね?
この答え、正しいようですが間違いです。
実のところ、脚の運動不足ではなく
体幹部の運動不足です。
もっと具体的に言うと
脚が上がらないのは、
お腹の奥にある【腸腰筋】が
使えてないのが原因です。
【腸腰筋 ちょうようきん】
脚が上がる時に使われる筋肉たち
![](https://www.xn--zbs402fq9w.com/wp-content/uploads/2021/10/img_8331.jpg)
【腸腰筋とは3つの筋肉のこと】
- 大腰筋 胸椎12〜大腿骨の小転子
- 小腰筋 胸椎12〜腰椎1の側面
- 腸骨筋 腸骨上縁〜大腿骨の小転子
主に股関節の屈曲を担当している
腸腰筋の働きが低下すると
脚が上がりにくくなります。
では、『腸腰筋】を働かせるには
いったいどんなトレーニングがいいのか?
![](https://www.xn--zbs402fq9w.com/wp-content/uploads/2021/10/img_8332.jpg)
若い人なら、上記のようなヨガポーズでも
可能ですが、身体のアチコチに痛みが
出てるような人は、あまり
おススメはできません。
そこでおススメなのが、寝転んで行う
寝返り運動です。
![](https://www.xn--zbs402fq9w.com/wp-content/uploads/2021/10/img_5736.jpg)
片膝をついて、ゆっくりと丁寧に行います。
仰向けから、ゆっくり横向きになり、
横向きから、ゆっくりと仰向けに戻ります。
腸骨筋はインナーマッスルといって
身体内部に位置しており、
固まってる方の腸骨筋を
使えるようにするには、
激しい運動や負荷の多いストレッチでは
外側のアウターマッスルが
でしゃばってしまい、腸腰筋は
うまく機能せず
働いてくれないのが本当の所です。
ですから、とにかく慌てずにゆっくりと
丁寧に寝返り運動を行ってみてください。
![](https://www.xn--zbs402fq9w.com/wp-content/uploads/2021/10/img_8330.jpg)
たったこれだけで、あなたの中で
眠ってた【腸骨筋】は蘇ってくるのです。
鍛えたら動くようになる!という
筋肉洗脳、思い込みを外してください。
赤ちゃんの動きは丁寧で柔らかい。
動きを取り戻すのに一番最適なのは、
赤ちゃんのハイハイ運動や
寝返り運動がお手本となります。
無駄の無い気持ちよく動くコツを
身につけたい方は、
このホームページに掲載されている
トレーナーさんを頼ってみてください。
西村斉仁